蓄電池の価格の比較ポイントですが、やはり蓄電池の基本性能として最も重要な要素は電池の容量です。つまり最大でどれだけの電気を蓄えておけるかということで、多くの電気を蓄えておける製品ほど値段も高くなりますし、サイズも大型で重量も大きくなるのが普通です。
ですが、容量さえ大きければ良いかというとそれはあまりに物事を単純化しすぎというものです。蓄電池が繰り返し何度も使うものである以上、使える回数というのもやはり大事です。どんな製品でも、使っているうちに性能が劣化してくることそのものは今の技術レベルでは不可避ですが、性能がどれくらい早く落ちるかというのはメーカーやブランドによって差があります。これはもちろん、繰り返し回数が多ければ多いほど良い製品ということになります。
この他は付随的なポイントになるかもしれませんが、使える電源コンセントの数とか、持ち運びが可能になっているかなども、利用の仕方によっては無視できない要素になるでしょう。
蓄電池とは一般の乾電池とは異なって、使った後には充電することで繰り返し何度でも利用できるものです。乾電池と同じ大きさの充電式電池ももちろんその一種ですし、ガソリンエンジンの自動車であってもバッテリーが積み込まれていますが、これもその一種です。
しかし、最近ではこのような用途だけでなく、太陽光発電に伴って作った電気を貯めておく目的とか、特に発電する訳ではないけれども災害時とかアウトドアでも電化製品を使えるようにするため、乾電池レベルではない大容量の蓄電池を利用する人も増えてきています。もちろん、電気自動車であっても状況は似たようなものです。
このような蓄電池ですが、価格的には今のところ決して安いものではありません。それでも黎明期に比べると値段はどんどんと下がってきており、逆に性能は日々向上しています。今後もこの流れが継続することは間違いなく、そのうちに日常的な家電として誰もが使う時代がやってくることでしょう。
◎2023/2/15
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